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初夢公開鑑定2014 バックナンバー

2014初夢公開鑑定発表!

 今年は、サイトの応募からだけでなく、私の個人的なFB友達から、夢を幾つかいただくことができました。ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございます。 素晴らしい活躍をなっているゲストの皆さんから、夢をいただくことができました!

 自分の夢だけでなく、人の夢を読むのは楽しいものです。それは私だけかと思っていましたら、どうもそうではないようです。夢の公開鑑定のページは、アクセス数が大変多いのです。
 公開された夢を読んでいる方は、へえ、こういう夢が…と読みながら、自分にもこのような夢の記憶があったのではないかと、思い出そうとします。つまり、その夢に共感するものがあれば、夢の一部を共有しているような気分になるのです。これは、ある意味、α波の同調に近いのではないかと私は考えています。
 つまり、公開された夢は、大きな意識の中で、夢の公開人(夢をみた本人)と、読み手を繋ぐのです。応募にはちょっと勇気と手間も必要かも知れませんが、公開される夢を通して、夢が実現化の力を得ることもあります。また、それが凶夢である場合には、実現させたくない阻止力も同時に強まります。それが、夢の公開鑑定の意義だと私は考えています。運命の共感力を得るためにも、夢の公開鑑定の場をどうぞ役立ててください。

秋月さやか
 

2014年初夢公開鑑定発表

「 カード占いの夢 」
「トランプらしきカードの占いの結果を表す本を見ているような夢でした。この夢の特徴は、私にとっては時々あるのですが、そこだけが画面に写っているように、自分が見ているのは確実ですが、他者も他の事物も画面に存在しません。
 ただ、映画のエンドロールのように下から上へ空中に結果が流れて行くのを見ている。先に本と書きましたが、書物の感じではないです。そして、占術の選択も兼ねているようで、自分はこれだなぁと思ってそこで画面が留まると、そしてそれが結果のようで あぁ、やっぱり 悪くなさそうかなぁ、あら、これ、やっぱ、なかなかいいってことなんじゃないの? と読み終えたら、また画面がスクロールしていく感じで、まもなく目が覚めました。 
 但し、絵柄にトランプの確証はなく、タロットのようでもあり、むしろ白紙のようにもみえました。カードのスプレッドということだけが確かなのです。 なので、模様ではなくて、印象的なのは、カードの配置でした。並べ方と枚数のいろいろが展開されているようなイメージでした。」  (ハンドルネームYou-Me)

 占いをしている夢は、まさに、これからどうしようか、どうなるのだろうか、と未来を考えようとしている時にみる夢です。タロットではなく、易だったり、ジェオマンシーの石を並べているような夢をみる方も多いのです。
 「タロットのようでもあり、…むしろ白紙のように」ということですが、白紙のカードや白紙のノートは、まだ未定であることを告げています。
 たいていの場合、夢の中で、占いの結果は示されないことが多いのです。なぜならば、占いとは、未来を決定することではなく、選択肢を絞っていくための手段にすぎません。よく言われることですが、最終決定は、ご本人がするものです。ですから、白紙のカードがあらわれるほうが、自然といえます。
 よく「夢の中で大吉のおみくじを引きました!」という方がいらっしゃいます。「これって、縁起いいんですよね、運勢もいいですよね?」と聞かれることがあるのですが…。う〜ん。それは、願望が夢にあらわれた充足夢かも知れません。(夢の中で、一方的に良い占い結果が示されても、それは予知夢にはなりません。逆に、悪い結果が示されても、気にすることはありません。)
 
 「印象的なのは、カードの配置でした。並べ方と枚数のいろいろが展開されているようなイメージでした。」ということですから、方法、手段について、あれこれと考えておられるのではないでしょうか。
 
 さて、せっかくの夢です。とっておきのイメージトレーニング法、夢想について説明しましょう。その夢の場面、白紙ようなカードを思い浮かべ、そこに、You-Meさんのお好きなタロットの絵柄をイメージしてください。
 前にも書きましたが、夢想は、自分のみた夢を元にして、そこに、イメージを重ねていく方法です。何もないところにイメージを思い描くわけではありません。いわば、夢の続きをみるような感じでやってみると、うまくいきます。と考えてみると、白紙のカードは、You-Meさんが、望むイメージを重ねるのを待っているのかも知れません。   (秋月さやか)
 
※ 夢繋がりで「暦占2014甲午 5つの運と開運発夢」も購入していただいたとのこと、ありがとうございます。発夢(ほつむ)は、運気の巡りが夢にあらわれることを意味します。夢にあらわれた運気の手がかりを取り込む(意識すること)が、運気を好転させる秘訣と考えられているわけです。こちらは、東洋の夢解釈について、記載しています。

 You-Meさんは、漢方養生を伝えるサロン「気祥邸」を主催なさっておられます。機会があれば、私もそちらで東洋の夢占いのお話をするイベントを開きたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



「 トイレに行きたくてしょうがない夢 」
「同じ夢を良く見ます。トイレに行きたくてしょうがないのです。そしてトイレを見つけて入るのですが、とても用を足せるトイレではなくて、困っている自分が居ます。かと言って目が醒めてトイレと言う事はありません。気になる夢です。」(ハンドルネーム だし醤油)

 トイレに行きたくてしょうがないという夢は、一般にみることの多い夢です。睡眠中に尿意を感じると、トイレが夢に登場します。また、家族の誰かがトイレで用を足している音を聞いた場合などにも、トイレが夢に登場することがあります。
 たいていは目が覚めてから、「ああ、トイレに行きたい」と起き上がって、実際に用を足すという人がほとんどです。しかし、だし醤油さんの場合、目が覚めても、トイレに行きたいというわけではないのですよね。
 可能性として、泌尿器関連のトラブルが考えられるかも知れません。夢の中では、普段、意識することのない体内感覚が強調されて感じられることがあるのです。また、もしも夢の中でのトイレに、寒いという感覚が伴っている場合には、冷えも関連しているかも知れません。感覚を伴う夢の場合には、その感覚と結びついた臓器のトラブルについても考えたほうがよいのです。
 
 ですが、もうひとつの可能性として、泌尿器とまったく関連のない視点からの夢解釈もありえます。その場合のトイレは、経済状態です。「とても用を足せるトイレではなくて」ということですから、経済状態に関連するトラブルを抱えているという解釈になります。ただし、ここでの経済状態に関するトラブルというのは、収入金額の大小にはかかわりません。それこそ、世の中の平均月収の10倍以上稼いでいる人であっても、経営上のトラブルを抱えている場合などには、「とても用を足せないトイレ」が夢に登場することもあるからです。
 さて、夢解釈とは直接関連はありませんが、まずは、実際に、トイレの掃除、そして帳簿の整理などから始めてみてはいかがでしょうか。「とても用を足せない」トイレが、具体的にどのような光景であるかについては、人それぞれですが、汚れているだけなら、掃除すればよいわけです。どのように掃除をすれば用が足せるトイレになるのか。それがわかれば、現状の改善策も思い浮かんでくるはずです。   (秋月さやか)



「 瓜を、父がハサミで切った夢 」
「庭にすずなりになっている糸瓜を、父がいっこハサミで切ったところで目が覚めました」(ハンドルネーム みつこ)

 瓜には、2つの意味があります。ひとつは、子供です。それは、瓜が子宮に似ているからです。一般的に考えた場合、この夢は、子供、あるいは孫など、子孫を授かる夢と解釈できるでしょう。
 
 そして、もうひとつの意味は金運です。すずなりになっている糸瓜。そしてお父様がいっこ、ハサミで切った、というところからすると、お父様に関連した臨時収入なのではないかという気もします。
 
 さて、子孫を授かる夢になるのか、それとも金運に関連した夢になるのか。この解釈を読みながら、みつこさんにとって、はっきりと、思い当たるほうがあれば、その解釈が優先になります。が、どちらであるという確信がない、という場合には、今の段階では、どちらの可能性もあり、そして、まだどちらでもない、というところでしょう。どちらになるのか、確信がないという場合には、どちらの可能性を手にしたいのか、ご自身で決めたほうがよいでしょう。夢にあらわれる可能性が曖昧な場合には、意識的に、方向を決めることができるのです。ただし、2つとも、というわけにはいきません。どちらかひとつです。言い換えれば、ひとつだけなら、叶います。どちらも、では叶いません。   (秋月さやか)



「 素敵なデザインの結婚指輪をみせてもらう夢 」
「1月1日にみた夢について、ぜひ鑑定をよろしくお願いいたします。その日私は一人で大衆居酒屋のようなお店に入って夕食を食べようとしていました。すると目の前にいた一組の夫婦が大きな声でケンカをしていました。どうやら結婚指輪のデザインで揉めているようでした。そして、旦那さん突然私の方を向き「あんたには見せてもいいよ」と言ってひとつの箱を手渡してくれました。中を見るとその指輪は全体的にきれいな青色に発光していて、四角型と丸型の枠で囲まれた中にダイヤモンドのような宝石が一粒収まっているデザインでした。自分のものではないけど、素敵な指輪だなあと思いました。」(ハンドルネーム K)

 この夢が意味しているところは結婚(婚約)です。結婚指輪は、結婚の約束に贈るもの。それが夢にあらわれたということは、結婚の予知夢と考えてよいということです。つまり、2014年、Kさんにとって、結婚を考える時期になるであろうということは、ほぼ間違いないところでしょう。
 
 現実では面識のない夫婦の指輪なのに? しかも、その夫婦は、居酒屋で喧嘩をしているという…。
 これについて、解説しましょう。まず、夫婦喧嘩は仲の良い証拠なのです。まあ、喧嘩といっても、いろいろありますが、居酒屋で大きな声で喧嘩をしてる夫婦は、まず離婚はしません。離婚直前の夫婦というのは、もう喧嘩などしないものですから。しかも、結婚指輪のデザインで揉めている…なんて微笑ましい話ではないですか。ここで、夫婦なのにいまさら結婚指輪?という疑問も浮かんでくるかも知れませんが、夢の中で時間軸が混乱していることはよくある話ですので、それはあまり問題ないかと思います。
 夢の中でKさんがみた結婚指輪は、見知らぬ夫婦のものでした。それはKさんの結婚指輪ではありません。が、ここで、ひとつのまじないをご紹介しましょう。それは、未来の結婚相手を夢にみる方法です。このまじないは、バレンタインデーの前夜、あるいは春分の前夜などに行われます。その方法ですが、まず、既婚者(円満な結婚生活を長年送っていることが条件)から、結婚指輪を借ります。そして、借りた結婚指輪を、枕の下に入れて眠ると、夢の中に、未来の結婚相手の姿があらあわれる…というものです。
(そのついでに、卵に塩をつめこんだものを食べるだとか、ストッキングのガーターベルトなどという古風なものをベッドに結びつけるだとか、ややこしいテクニックが絡んでくることもあるのですが、そのような瑣末な部分は除外するとして、基本は、既婚者から結婚指輪を借りるという部分にあります。)
 どうですか?このまじないのやり方と、この夢の間には、共通性があると思えませんか? たぶんKさんにとっては、まだ現実に結婚を考えられる相手は具体的に出現していないかも知れません。でも、具体的な相手を思い描き始めることで、結婚が実現しやすくなる時期にあたっていることを、夢が告げているのではないでしょうか。   (秋月さやか)

(※ 未来の結婚相手像を星で判定「「あなたの結婚観&結婚運 …家庭と仕事のバランスは?」はこちらをご覧ください。
※ 具体的に結婚を考えられそうな相手がいるとしたら、「結婚の可能性判定」をぜひ。)



「 気になっている異性に告白され、気持ちを伝えようとしたら目が覚めた夢 」
「気になっている異性に告白される夢。ただ、僕自身が、答えをあやふやにしていたせいか、承諾するタイミングを失った。意を決してこちらから気持ちを伝えようとしたが。。。というところで目が覚めた。」(ハンドルネーム ふっくん)

 これは残念ながら、予知夢ではありません。典型的な充足夢です。つまり、現実では叶わない願望が、夢にあらわれるものです。残念といえば残念なのですが、でも、夢の中でだけといっても、ドキドキ体験ができたわけですから、ちょっと貴重なバーチャルな体験だったのではないでしょうか。気持ちを伝えようとしたら目が覚めてしまった…というところからしても、これが現実にはならない夢であることがおわかりいただけるかと思います。
 
 この夢に込められているアドバイスは2つあります。ひとつは「今、あなたが気になっている異性ではない、他の異性に目を向けましょう」ということです。  そしてもうひとつは、「タイミングを逃す前に承諾すべき」ということです。どんなに相性のよいカップルであっても、タイミングがずれてしまっては、関係性は成立しません。意思表示をしなくては、関係性は先へは進まないということです。
 
 現実にならない残念な夢、いわば絵空事の夢が充足夢なのです。が、しかし、そんなふわふわした充足夢にも、予行演習としての役割がある、という考え方があります。つまり、「願望を夢にしてみせることによって、あらかじめのイメージを掴ませる」とでも説明したらいいでしょうか。ある種のトレーニングが、DVDなどの映像をあらかじめ観ておくことで理解しやすくなることと同じような構造、と書けばなんとなくわかっていただけるかも知れません。つまり、この夢は、あなたに恋愛の予行演習をさせている夢という解釈もできるのです。
 
 といっても、充足夢は、バーチャル世界としては、最高の体験ですから、充足夢を楽しむだけで満足、という人も多いのです。バーチャルなイメージを手がかりに、素晴らしい絵や音楽を想像するクリエイターもいますので、それはそれで、ある意味、充足夢の活用の仕方になるのかも知れません。   (秋月さやか)



「 試験があるのに何もしていない私の夢 」
「高校時代に戻っているの私。試験があるにも関わらず何にもしていない。以前の夢では必死に勉強しているのに、今回は本当に何もしていない。試験当日、全然解答が書けない。それでも焦らず仕方ないね〜。と平然に構えている私。それを初夢に見ました。何だかビックリしました。気の小さい自分ではないような感じでした。(ハンドルネーム ドーナツ)

 学生時代に戻っているという夢は、たいていの場合、何かをもう一度学び直したいという夢です。転職の前に、このような夢をみる人も多いようです。いずれにしろ、学生時代に戻っている夢をみたなら、まずは、現在の仕事運について、あるいは自身の適性について、占ってみたり、考えてみることをおすすめします。
 
 「全然解答が書けない。それでも焦らず仕方ないね〜。と平然に構えている私。気の小さい自分ではないような感じ」と書いておられますが、これは、夢の中に、ドーナツさんの人格の別な一面があらわれたということでしょう。夢の中の自分が、まったく別な性格になっていることはたまにあるのですが、その時、自分の性格とまったく正反対になっていることが多いのです。
 これは、自分の性格の偏りを夢が矯正しようとしているため、というように説明されることが多いのですが…。つまり、ドーナツさんは、日常生活では、いろいろと小さなことを気にして、ストレスが溜まってしまうことがあるのではないでしょうか。その気苦労を、夢の中で解消しているとも思えます。
 
 そして、「今、気にしていることについて、あまり気にしなくてもなんとかなる」ということを伝えようとしているのではないかとも思えます。
 
 仕事で解決しなくてはならないさまざまな問題。しかし、それらには必ずしも明確な解答があるとは限りません。どれが正解かもよくわからず、さらにははっきりした答えのない状況というのはとても多いのです。世の中には、マニュアルのある業務ばかりはありません。ある意味、マニュアルの存在している業種というのは、学生時代の延長ではないかと私には思える時があります。(ああ、そういう明確な仕事って、いいですよね、と、ちょっぴりうらやましくなる時もありますね。)そして、ドーナツさんは、明確なマニュアルのない業務に携わっておられるのではないでしょうか。解答がわからない、でも、それを気にする必要なんてまったくない、というメッセージなのではないかとも思えます。いかがでしょうか。    (秋月さやか)



「 箕亀の背中に乗って神社の屋根に降りる夢 」
「山の中の神社にむけて階段を登って行ったはずが、なぜか大きすぎる蓑亀の背中に仲間と数人で乗ると飛んで行って、あっという間に神社の屋根に降ろしてくれたという奇想天外な夢でした。」(ハンドルネーム とびっこ)

 夢の中で初詣をなさるという方は、わりと多いようです。そして、神社に参拝する夢をみる時には、すでに目標がはっきりしていることがほとんどです。あるいは、このあたりでけじめをつけよう、というような気持ちの区切り目に、神社参拝の夢をみることが多いようです。
 
 とびっこさんの2014年は、すでに目標がはっきりと定まっているのではないでしょうか。階段は急勾配で大変。ということは、ちょっと頑張らないと、達成できないという高い目標のようですが。もしも転職を考えているのであれば、大企業にチャレンジしてください。「なぜか大きすぎる箕亀の背中」というキーワードからです。
 転職ではないとしても、仲間を大切にする、というのも大切なキーワードです。亀の背中に仲間と一緒に乗って、神社の屋根に降り立ってしまうわけすから、その目標はプロジェクトメンバーと一緒に達成するもののようです。亀は年配者だったり、伝統的な組織をあらわしていることもあります。   (秋月さやか)



「 孫と避難所に避難している夢 」
「初夢から三日間同じ夢を見た。それは孫と避難所に避難している夢で、そんなに悲壮感はなく、机の向こうとこっちに向かい合わせの椅子に座り、皆の心をなごませるにはどうしたらいいか話し合っている夢でした。続けての夢なので気味が悪く、投稿させていただきました。よろしくお願いします」(ハンドルネーム jun)

 繰り返しみる夢には、強いメッセージが込められています。お孫さんと避難所に行く、でも、そんなに悲壮感はない、ということですね。避難所と思っているところは、避難所ではないのかも知れません。そして、見方を変えれば、避難所は安全な場所ということになります。
 では、避難所ではないとしたら、それはどこか。一般的には、集合住宅や病院、ホテルなども、避難所のような場所として登場することがあります。学校や役所なども避難所のようなイメージになってあらわれることがあります。
 つまり、たくさんの人たちが共同生活を送る場所です。集合住宅や病院、ホテルはわかりやすいでしょう。たくさんの人たちが寝泊りをしている場所で、その基本的な機能だけみれば、避難所とあまり変らないのです。
 学校や職場、役所などは寝泊りを含んでいる場所ではありませんが、しかし、日常の大半を過ごす場所という意味で、こちらも共同宿泊所のようなイメージで夢に登場することがあります。
 もしかしたらその夢は、お孫さんと2人で、旅行に行く夢かも知れません。あるいは、学校や仕事のことについて、2人で話し合うことを意味している夢かも知れません。
 
 大震災以降、避難所の夢をみるという人は多くなりました。地震が起こったらどうしよう、自然災害が起こったらどう対処したらいいのだろう。そのような切実な悩みが、日本に暮らす人々、ほとんど全員の心をよぎっているのです。イザという時に、避難所に向かう、その準備をしておくことは大事なことです。治水工事などにより、大きな自然災害が少ない時代が長く続きましたが、イザという時の心構えを忘れないようにすることは大切です。それは、自然災害だけではなく、人生において大事なことです。
 
 と書いていきますと、どうやら、この夢は、お孫さんを通して、世の中に貢献しようとしているjunさんの気持ちのあらわれのような気がします。自然災害だけでなく、人生の試練を乗り切る心構えや、周囲への心配りについて、お孫さんとお話をなさってみてはいかがでしょうか。
 
 そして、この夢は、災害が起こることを伝えている予知夢ではないようです。もしも災害の夢であったなら、いきなり避難所に行くというストーリーにはなりません。
 ここでちょっと、私が以前みた夢の話をしましょう。それは、大雨で崩壊した道を進んで行くことができなくなり、引き返して避難所を探すという夢でした。エレベーターホールのような鉄筋の建物の中に、たくさんの人が避難しているのです。その夢をみたのは2011年の1月の終り頃。そうです。もしかしたらこの夢は予知夢だったのかも知れません。濁った水や倒木が流れてきました。そのような臨場感のある夢が、予知夢の特徴なのです。
 しかし、その夢の中で、私はその場所は伊豆半島の西側だと思っていました。私が昔知っていた人が、実際、土砂災害で伊豆の山中で亡くなっているので、その記憶と結びついてそのような夢になったのでしょう。たぶん予知夢なのだろうと思ってはいましたが、私は、台風の土砂災害を警告する夢だと、ずっと思っていたのです。あの3月11日がやってくるまでは。
 ただし、予知夢の判断は難しいものです。仮に予知夢らしきものをみたとしても、それが絶対というようなものではありません。外れる可能性も高く、いたずらに不安を煽るだけということもありますので、私は、この夢についてはずっと黙っていたのですが。予知夢については、慎重に判断なさるべきだと思いますが、しかしながら、いろいろな要素を考えてみますと、junさんの今回の夢は、予知夢ではないと思われますので、その部分についてはご心配なさることはないかと思います。   (秋月さやか)



「 二人だけの野球を観戦している夢 」
「どこぞのマンション(自宅らしい)から外を見ると、手前の公園にタイガースのユニホームを着た横綱日馬冨士が直径2mほどの円を、手にしたバットでぐるぐると掘りながら(深さは20センチ位)、背後にいる巨人の若手投手が投げる球を焦らされながら待っている。やっと投げられた球を弾くが、1、2球目はゴロ。但し選手は二人だけなので捕球はなし。三球目が二軒ほど隣のマンションの屋上を越えてホームランになった。観客も僕だけみたい。(ハンドルネーム yareyare)

 夢の中でのスポーツの試合は、しばしば仕事にたとえられます。ルールがあって、勝敗を競う(点を確保する)、これは仕事の構造と同じだからです。
 まず、人数が足りていないスポーツの試合というのは、しばしば、仕事や職場の状況で、人が足りていないと感じる時にみることの多い夢なのです。野球は、チームワークが大切なスポーツなのですよね。でも、二人しかいない。ということは、試合になっていないわけです。
 しかも、相撲取りが野球やっている…って、むちゃくちゃではありませんか? 夢だから訳がわからないのはあたりまえ、というところもあるのですが、これは、配役を間違えています。言ってみれば、猫にワンと鳴け、犬にネズミを獲れといっているようなもので、役割が違うのです。もしかして、最近、仕事でそのように感じたことはないでしょうか。人材が適所適材に配置されていない、という状況です。
 直径2mほどの円をバットでぐるぐると掘りながら…というところは、不明ですが、どうやらこれは、小さい土俵を意味しているのではないかと思われます。つまり、横綱は、野球をやっているのか、相撲をしようとしているのか、どうも曖昧なように感じられます。野球をするのか、相撲をするのか、どちらかにして欲しいような気もします。
 見方を変えれば、この横綱は、夢をご覧になったご本人が、そのように、合わない役割までこなさなくてはならないと感じていることのあらわれかも知れません。でも、それでもホームラン! なかなか頑張っておられるではありませんか! 杉崎さん!   (秋月さやか)



「 鶴の首を鍋に入れる夢 」
「昨日トリック見たからか、なんとすごい夢をみてショックうけてます。田園風景でお天気で爽やかなところに敷物引いて、見知らぬ、きれいなお姉さんと二人で座ってるところに、一羽の白と黒と赤の鶴が来ました。お姉さんがいきなり、鶴の首を落としたというか釜で落としてお鍋に入れようという感じで、私のギャーという声で目が覚めてしまいました。もちろん、釜も見てないし首を落とすとこもみてないし、お鍋も見てないのですが。。。こんなの初夢で怖すぎます。回文をと思いトマトトマトといって寝たのがいけなかったのか、鶴の鍋なんて食べたくもないです。   (あおい笑鈴)

 あおい笑鈴さん、いらっしゃいませ。このたびは、夢のご提供をいただきましてありがとうございました。
 まず、鶴の夢は吉兆です。そして、鶴を鍋にして食べるのですから!それはおめでたい夢と考えてよいでしょう。釜は家庭です。釜や鍋は、台所をあらわすのです。料理を作って食べるのは、家庭生活の基本、家族の基本ですよね。そして新しい家族の基本は夫婦から。
 …プライベートなことを書きます。公開ですいません。ご長男さん、お幾つになられるんでしたっけ? 今はまだ独身ですよね?
 この前、私が、「それは面白い夢だと思います、うふふ。」と書いていた意味がおわかりになりましたでしょうか。ご長男さんが、「会って欲しい人がいるんだ」と、女性を連れてこられるのではないかしら、と思うのですが…どうでしょう? いえ、今、そういう方がいらっしゃるかどうかはわかりませんけれど、2014年のうちにはきっと、そうなりそうな気がします。ご長男さんではなくて、お身内のどなたか他の方の可能性ももちろんありますけれど…。   (秋月さやか)

※ あおい笑鈴さんには「夢とα波測定」に参加協力いただいております。

「あおい笑鈴」… 開運ソムリエ 結婚アドバイザー 趣味がスピオタクなので歴史神社仏閣、民俗学、占い風水何でも好きでチャレンジしたりしてるうちに究極のスピは自分次第と気が付きました。 ブログ「開運ソムリエ あおいちゃん」




「 ピエールという男性が言い間違いをした夢 」
「ピエールという男性が、「ぼくたちもピがえなくちゃね・・・あ、噛んじゃった」と言っている夢。「着替えなくちゃね」と言いたかったのだということはわかりました。その場には私とピエールさん以外にも数名いて、その言葉を聞いた後、みんなで楽しく笑う・・・という内容でした。恥ずかしながら、自分の笑い声で目を覚ましてしまうほどでした・・・。よくわからない夢でしたが、どんな意味があるのでしょう。」(恒松あゆみ)

 恒松あゆみさん、いらっしゃいませ。FBに書き込まれた初夢をみつけて、応募してください、と私からお願いしましたのは、この夢には、夢の特徴がたくさん登場しており、一般の方にとっても参考になる夢だからです。
 
 まず、夢の中に、日頃のプレッシャーがあらわれることは多いのです。失敗したらどうしよう、という緊張感は誰にでもあるのが普通です。これは初心者ほど、緊張感を強く感じるものですが、熟練してベテランになるに従って、その緊張感は、いつしか、当たり前のこととしてそれほど認識されなくなっていきます。
 「パ・ピ・プ・ぺ・ポ」発音が難しい言葉ですよね。声優さんであれば、いつも気を使っている音なのではないかと思います。プレッシャーの度合いは、初心者でもベテランでも、実はあまり変らないものでしょう。当たり前、と思えるかどうか、という違いはあるにしろ。そのような緊張感が、ふと夢にあらわれてしまうことがあるのです。私はこれを「プレッシャー夢」と名付けています。
 この夢には、それほど問題はありません。そして、トラブルを警告している予知夢でもありませんから、心配は無用です。ですが、強いていえば、「初心を忘れないようにしよう」という意味で、この種の夢をみる人たちもいます。初心に戻る、つまり、新たな仕事が来るという解釈もできるのではないでしょうか。
 
 ピエールさんという人と、これから実際に知りあうことになるかどうかはわかりません。この夢に登場するピエールさんは、これから仕事で知り合う誰か、の代役なのです。しかし、ピエールさんは「着替えなくっちゃね」と言いたかったわけです。夢の中の間違いには、真実が含まれているという説があります。なぜなら、間違ってみせることで、その意味をより強調するためです。「着替える」というのは、これまでとは違う役割を演じる、ということです。そう考えると、違うキャラクターとしての仕事、という意味があるように思われます。
 
 そして夢の中で笑う。笑いは、たいていの場合、緊張をほぐす効果があります。気まずい場面で、「にこっ」と微笑んだり、「あはは」と、笑って、その場を和ませる人は多いでしょう。つまり、夢の中での笑いは、その場の雰囲気を和ませようとしている気遣いのあらわれですし、自分自身の緊張をほぐそうとする役割もあるというわけです。
 
 きっと新しい仕事がやってきます。それは、まさに衣装を着替えるように、新たな役割を演じるお仕事でしょう。しかし、それは、初心に戻ったつもりで、新たな緊張を伴う仕事であり、その場の雰囲気作りにも、気を配る必要がありそうです。   (秋月さやか)

※ 恒松あゆみさんには、私の作品「風」の一節を朗読に使っていただいています。
 
「恒松あゆみ」… 81プロデュース所属。アニメ、吹き替え、ナレーション、歌など、幅広く稼働している声優。『The Zig Zags』というジャズバンドのボーカルも担当。ブログ『Aeolian Sound』




「 二頭の馬と、津波の夢 」
「父と母と私の三人で、木造平屋の家を買ったようだ。庭に、大きな筋肉りゅうりゅうの馬を放二頭、放し飼いにしている。わたしは、リヤカーに餌を入れて、裏庭に持っていこうとする。馬たちは、エサが食べられるのが嬉しくて、裏庭まで走っては、また戻って、私のところまで駆けてくる。駆け寄ってくる馬があまりに巨体なので、暴れ馬みたいで少し怖い。
 裏庭に行くと、なんと、大きな津波が近づいていた。人が何人か、もう飲み込まれているのが見え、とっさに父と母と縁側から窓を開けて家の中に入り、すぐ柱につかまった。その瞬間、津波が家の中に押し寄せ、ごうごうと波に押され水圧で流されそうだった。すぐに鼻の下まで水かさが増し、顔を上げたがもう天井いっぱいいっぱい。中にいるだろう父と母を思い、このまま水かさが増したら、もう、もたないかもとよぎる。激しい水の中で、流されている母が見えたので、お母さーん!お母さーん!と力の限り叫ぶ。お母さーん!お母さーん!これは夢だよねー?!
 と言ったところで目が覚めた。・・・起きて怖かったです。。。(草柳ちよ子)

 草柳ちよ子さん、いらっしゃいませ。このたびは、夢のご提供をいただきまして、ありがとうございます。
 
 さて、まずこの夢は、場面を分けて考えたほうがよさそうです。わかりにくい夢は、場面の変化にあわせて、夢を分けると、解釈しやすくなります。
 まず、最初の場面は、木造平屋の表庭のようですね。表庭、それはおもに社会的な仕事を意味します。馬は、干支の午に通じます。干支の動物が登場するのは、吉夢です。大きな筋肉りゅうりゅうの馬。素晴らしい。たくましい馬のように、力があり、仕事もうまくいくでしょう。でも、きっと、忙しくなりそうです。リヤカーに餌を入れて…ということですから、事業資金も必要になってくるかも知れません。二頭の馬は、夫婦お二人、という意味だと思います。
 
 次に、場面は裏庭に移動します。裏庭は、プライベートな部分、家族や家庭をあらわしています。そこに、津波がやってきて、流されそうになる…。
 
 3・11以降、津波の夢をみる人は増えました。自然災害の津波を心配する気持ちが、夢にあらわれてしまうからです。そして、そのすべてが、津波の予知夢であるとはいえません。
 激しく流れ、押し寄せる水は、いったい何を告げようとしているのか、ということですが、ひとつには、時代の変化を意味しているような気がします。ご実家で、引越しやお父様のお仕事上の変化などが生じる可能性はないでしょうか。ご実家の建物をリフォームするといった話は持ち上がっていませんでしょうか。リフォームのための解体が、津波で家が解体されてしまうイメージに結びつく人は、実際にいるのです。
 
 すでにあらわれた二頭の馬が、あまりにも巨体で暴れ馬みたいで少し怖い、ということですが、馬、午は、東洋の五行では火に相当します。強すぎる火の勢いを鎮めるのは水です。どうも、そのような意味で、水が押し寄せる夢になったのではないかという気もします。となりますと、きっと、その忙しいお仕事を心配しているのは、ちよ子さんのご実家のお母様かも知れません。問題のある夢というわけではありませんが、今後のことなど、ご実家のご両親と話し合われてみてはいかがでしょうか。   (秋月さやか)

※ 草柳ちよ子さんには、「眠る前にみる夢占い 恋愛編」(インプレス電子書籍)の紹介等でご協力いただいております。

「草柳ちよ子」… ServicePlannerとして、アート、不動産、グルメ(取寄屋)など、情報を発信。イラストやカラーセラピーなども活動中。Chiyoko.orr.jp




「 エレベーターであの世に降りた夢 」
「妹と一緒にエレベーターで下がると、着いたのはあの世。エレベーターの鍵(木札)と現世へ戻る鍵(ミニチュアの神社)がなぜかポケットに入っていました。エレベーターから降りて、ぐるりと道なりに歩いていくと、すごくさびれた所で、人はいません。すると、食べ物を売っている所があり、妹が「食べ物を売っている」というので、「食べたら帰れなくなるからだめ」とわたしがとめたところで、夢は終わりました。(大田亜侑)

 大田亜侑さん、いらっしゃいませ。このたびは夢のご提供をいただきまして、ありがとうございました。
 
 さて、私は、もう10年以上、毎年、初夢公開鑑定をしていますが、故人が夢にあらわれる初夢は、かなり多いのです。かつて、日本には、大晦日、あるいは元旦に墓参りをする風習がありました。墓参り?神社に初詣ではなくて?と首を傾げる方もおられるのですが、祖霊はどこに祀られているかといったら、もともとは墓地でしょう。
 神社は聖域であり、墓地とは違うという考え方もありますが、地域によっては、神社と墓地が隣接しているようなところもあります。宗教によっては、誕生と結婚と葬式をすべて同じ場所で行います。宗教によって、神と祖霊は違うものであるとか、いろいろな考え方はあるでしょうが、ここで私が書いているのは一般論です。
 そのような意味で、霊界(神界)とあの世(冥界)は、特に区別されていないこともあります。古代において、夢はすべてが霊夢だと考えられていました。あの世で、祖霊や神など、人間とは違う次元の意識に接して、そのメッセージを得ることが夢の役割だと考えられていたのです。
 
 冥界には、たいてい下って入ります。が、冥界が空の上にあるという考え方の場合には、雲の上にのるといったようなイメージであらわれることもあります。
 多くの神話で、主人公は冥界入りをするのですが、そこにはある目的がありました。それは蘇りです。しかし、肉体の死を免れることはできないと知り、地上に戻ってきます。が、その際に、薬草や、有益な考え方を手に入れて戻ってくるというのが、たいていの冥界下りの神話のエピソードです。冥界の食べ物が不浄で、食べたら帰れなくなる、というのは、ギリシャ神話のペルセフォネにも登場するエピソードですから、それを考えると、この夢はまさに霊夢と考えられるでしょう。神話のストーリーは、主人公が、夢の中でみたエピソードなのかも知れません。
 
 冥界入りは、一種の通過儀礼であると考えられています。通過儀礼とは、次のステージに進むための試練です。ですから、誰でもがみることのできる夢というわけでもありません。どうでしょうか? これをお読みになって、思い当たるところがあるのではないでしょうか。
 
 個人的には、「すごくさびれた所」というのが、ちょっと気になりました。最初に書きましたように、宗教によって、神と祖霊は違うものとして区別する方もおられますので、この部分についての解釈は私にはできません。が、夢をよく思い出してみることをおすすめします。何回か思い出しているうちに、きっと、何か手がかりをみつけられるのではないでしょうか。   (秋月さやか)

※ 大田亜侑さんには「夢と瞑想とα波測定」に参加協力いただいております。

「大田亜侑」…  開運ナビゲーター。  「亜侑の幸運を呼ぶ開運ガイド」(ameblo.jp/kaiun-knowhow)では、自分のことを専属で守護してくださる産土の大神様と仲良くなって後押しをいただく産土開運法を中心に、神社やパワースポット、九星気学、四柱推命、西洋占星術、さまざまな成功法などをまじえて、心と体の両面から開運するための情報を毎日発信しています。あなたの産土の大神様と一番つながりやすい神社のリサーチや潜在意識のブロック解除など、開運に役立つ有料サービスもあります。

(※ 前世夢、潜在意識の記憶としての夢を占うメニュー
ダークムーンリリトの前世夢」も、ぜひご覧ください。)



「 黒い虫がパンツの中にいる夢 」
「黒い10センチくらいの細長い虫が(中央が少し膨らんでいる)、どうもお尻から出てきたようです。出てくる瞬間は夢で見てませんが、着替える時か、トイレに行ったとき、パンツの中に横たわっていて気持ち悪いと感じました。何か悪い病気の前触れではないでしょうか? 黒い虫の夢はこれで2回目です。 (ハンドルネーム アップルちゃん)

 虫が体の中にいる夢は、たしかに、トラブルや病気を告げている場合がありますが、この夢は、(虫だとしても)、体の外にいるわけですから、病気とは関連していないでしょう。
 トイレ、パンツ、などからすると、長さ10センチぐらいの細い黒いもの、というのは、排泄物ではないでしょうか。どうやら、そう考えたほうが自然です。つまり、これは、黒い虫の夢ではなく、排泄物の夢なのです。そして、夢にあらわれる排泄物は、金運をあらわします。古今東西、どのような民族の夢であっても、共通で、排泄物は、金運を意味します。それは、排泄物は、地に返って、再び地上に実りをもたらすものだからです。
 2回目ということですが、1回目に黒い虫の夢をみた時、アップルちゃんの日常には、どのようなことが起こっていたでしょうか。その前後に、臨時収入はなかったでしょうか。あるいは、お金に関する出来事としては、どのようなことが起こっていたでしょうか。同じ夢を繰り返しみる場合、運勢的には同じようなことが起こっている可能性が高いのです。
 しかしながら、どう考えても、この黒いものが、虫に思えるのだとしたら、それは、、無駄使いを警告する夢かも知れません。つまり、せっかく排泄物の夢が金運を告げているにもかかわらず、それが、黒い虫になってしまう、排泄物というありがたい象意が、つまらない虫になってしまうわけです。となると、金運と同時に、無駄使いを警告している夢になるでしょう。    (秋月さやか)



「 ファミレスのトイレで、覗かれる夢 」
「ファミレスと思われる店で和式トイレを借りて用をたして(大)、上を見たらドアの上から背の高い男性店員と背の低い女性店員に覗かれていて、女性は目が合うとさっといなくなったのに男性はずっとそのままでした。どちらも人のいい人という認識でした。あまりにも意味がわからなくて、不思議に思っています。」(ハンドルネーム ゆきくらげ)

 トイレというのは個室です。プライベートな空間です。そして、トイレでは、人は排泄をします。そのため、トイレが、財布や、経済状況をあらわしていることが多いのです。
 たとえば金融機関で、ローンの申し込みなどをしますと、詳細に、経済状況を記入させられますよね。住宅ローンもそうですし、会社の資金繰りなどで、帳簿を提出させられたりすることがあるのですが、そういう時って、よく考えてみると、かなり立ち入ったことを聞かれているものです。役所などでの手続きする際にも、収入の金額を聞かれる場合があります。(税金の払い込み証明書を貰う場合などです。固定資産税だって、よく考えれば、住居の資産という、プライベートな数字が記入されているものなのです。)
 
 つまり、そのファミレスのトイレは、金融機関の窓口とは考えられないでしょうか。背の高い男性社員と、背の低い女性社員は、金融機関の担当者です。女性は、目が合うとさっといなくなったということですから、受付係。そして、背の高い男性が、担当者。
 となりますと、ゆきくらげさんの2014年は、何らかの形で、金融機関と関わる場面が訪れることになりそうですし、資産や財産について考えなくてはならないでしょう。用を足して、和式トイレに(大)があるわけですから、どちらかというと、収入や利益を手にすることになりそうです。    (秋月さやか)



「 カードの支払い金額が足りているかどうか不安になる夢 」
「年末に会社からいただいた寸志を当て込み、カード払いも含めある程度使ったのですが、ふと不安になり、今まで使った額が足りているのかそうでないのか算出する夢でした。滅多に夢は見ないのですが、その部分だけリアルに覚えています。結局は足りて安心していました。」(ハンドルネーム チェルシー)

 カードの支払い残高が足りているかどうか。不安になることは、多くの人にとって、あるのではないでしょうか。もしも、落ちなかったらどうしよう、と考えて、つい、カード明細をチェックする。それこそ、「ある、ある」という夢です。
 この夢には、2つの意味があります。ひとつは、不安感のあらわれ。その不安感は、カードを使用して現代社会で生活をしている以上、誰しもが多かれ少なかれ持っている不安感ですので、これ自体には、それほど大きな意味はありません。日常生活の中で、あまり気にしていなかったことが、夢の中で、改めて気になってしまうという人もいるからです。
 
 もうひとつは、算出するという部分です。算出、計算。もしかしたらこの夢は、何かを計算して確認するように、というメッセージなのではないでしょうか。ですが、計算すべきものは、お金ではありません。もっと他のものです。
 お金はしばしば、他のものに置き換えられます。労働時間、ノルマに換算されるのがお金です。となると、これは、仕事に関する何かを意味しているのではないでしょうか。会社からいただいた寸志というのは、ボーナスでしょうか。あるいは臨時手当でしょうか。いずれにしろ、仕事に関連しています。となると、仕事の効率化を図る、あるいは業務内容や計画について見直してみる、といったようなことがチェルシーさんの2014年のテーマになってくるのかも知れません。      (秋月さやか)



「 秋月さやかに、参加費を払おうとする夢 」
「今朝の夢にいきなり秋月さんが出てきたぁ(・o・)夢見ている自分が「ちょっと待ったぁ。出来過ぎやろぉ」と言ってる状態だった。 (;^△^) 秋月さんに何かの参加費を払おうとして財布を開けるとすっからかんの空っぽでコンビニのATMを探す、というところで目覚めてしまった、、、。」 (ハンドルネーム F森K彦)

F森K彦さん、ご協力ありがとうございます。
 私に参加費を払おうとして…。なるほど、私、きっと、2014年は、F森K彦さんのために、働かなくてはならない羽目になりそうです。お金は、世の中では、契約の間に介在するものです。もしも、夢の中で、誰かにお金を貰ったとしたら、その人のために働くことになるのです。はい、働きますよ、私。何をすればよろしいでしょうか?(笑) よく、お金の夢は逆夢になるというような言い方をすることがあるのですが、わかりやすくいうと、夢の中で、お金と何かを交換しているのです。
 そして、この夢は、3つに分けて解釈したほうがよさそうです。ひとつは、私にお金を払う夢。そして次に、財布を開けるとすっからかんの空っぽということですが、コンビニのATMを探すわけですから、特に問題はありません。財布が空になったらどうしよう、といようなプレッシャーは、現代人なら誰でもが感じることだからです。
 
 そして、コンビニのATMということは…。つまり端末ですよね。端末から大きなデータベースにアクセスする夢というようにも考えられるでしょう。ATMには、たくさんのお金があるのです。それはお金というよりも、お金を得るための情報データベースというようにも考えられます。さすがF森さん。
 
 せっかくの夢ですから、効果的な活用法を書きます。F森さんは、そのATMから、幾らを引き出そうとしていましたでしょうか。もう一度夢を思い出し、お好きな金額を、打ち込んでみてください。そして、その金額が引き出せる…という直前まで、イメージを描いて欲しいのです。このイメージトレーニング法は、「七田式」をご存知のF森さんにとっては、簡単なことでしょう。イメージトレーニングの方法にもいろいろとありますが、ただイメージをすれば、どんなことでも現実になるというようなわけにはいきません。しかしながら、自分が夢にみた場面から、イメージを繋げていくことができるとしたら、これは効果があらわれやすいのです。
 ということで、私のためにみていただいたような夢で、どうもありがとうございました。     (秋月さやか)
 
(※ 夢についてのイメージトレーニング方法である夢想については、私の著書「眠る前にみる夢占い」にも記載しています。ただし、恋愛に関することだけを取り上げていますので、お金とはちょっと無関係なモチーフが多いのですが。)

(※ 日頃、気になってしまう不安感が夢に登場するという人も多いようです。夢には、個々人がみやすいパターンがあるのです。星のサインから、みやすい夢パターンを占うメニュー「ドリームサインで占う夢見傾向 …夢は月が支配する!」(一部無料あり)も、ぜひご覧ください。)



「 弟に殺されそうになる夢 」
「実弟が恨みと憎悪の念を持って私を追いかけてくる。あちこち扉のある部屋とかに逃げ込んで、なんとか捕まらずにいるが、やくざのような殺し屋に銃で私を殺すように依頼して、そいつと一緒に私を殺そうとしている夢を大晦日年越しして、元日の朝に見ました。」(ハンドルネーム かぐや姫)

 かぐや姫さん、このような初夢をご覧になって、心配なさっていると思いますが、まず、これは現実にはならない夢ですので、大丈夫です。そして、弟さんに殺意があるという意味でもありません。
 
 考えられることとして、財産分与の問題が起こるのではないでしょうか。親から受け継いだ財産をどのように分配するか。これは、多くの人が体験するものです。そして、なかなか面倒なものです。どんなに仲のよい兄弟姉妹であっても、こうした話し合いは緊張するものでしょう。
 兄弟姉妹は他人の始まりなどと言われまして、寂しい言葉でもあるのですが、正確には、身内の他人の境界線にいるのが兄弟姉妹なのではないかと私は思います。
 夢の印象としては、家の中を逃げ回っているような感じです。家は、自分が育った家であったり、財産そのものをあらわすのです。実際に、親の財産分与の問題が起こっていないとしても、一度、話し合いをされたほうがいいのではないでしょうか。年末年始は、日頃、久々に、家族や実家を意識する時期になりますので、どうしてもこのような夢をみる方が多いようです。
 
 強引とも思える法的な手段や提案が、やくざのような殺し屋として夢に登場することもあります。これは私の知人の夢ですが、黒服の怪しい人物が登場する夢をみた!と、相談されたことがあります。「興信所でも雇っているのかしら?」と彼女は不安な顔をしていました。が、よくよく話を聞いてみて、その後の展開を考えると、その黒服の人物は「弁護士さん」だったのです。わかってみれば、なるほど、でしょう。



「 鏡に映る後姿と三つ編みの髪の夢 」
「全身が映る大きな鏡を見ているのですが、顔ではなく自分の後ろ姿がうつっていました。髪の長さが足に届くほど豊かにあって、左右に分けてそれぞれを三つ編みにしてたらしていました。これはどんな意味なのか教えてください。」(ハンドルネーム きらりん)

 きらりんさん、あなたがもし未婚なら、これは結婚を告げる夢です。今あなたに、付き合っている人がいないとしても、結婚相手が出現します。まず、自分の姿を鏡に映す夢は、古来より結婚の夢です。それは、自分の分身に出会うという意味だからなのです。
 そして、髪を編むのも結婚を意味します。女性が髪を編むのは、大人になり、適齢期になったことを告げているからです。今、実年齢が幾つであったとしてもです。塔の上から長い髪をたらしたお姫様の話を思い出してみてください。
 
 しかし、あなたがもしも既婚であれば、意味は逆になります。もう一度、結婚前に戻ってやり直しをしたいという意味になるのです。後姿を映しているという部分からすると、あなたは既婚で、これまでを振り返っているのではないか、とも思えます。
 といっても、結婚を後悔したことなどまったくないという既婚者はほとんどいないのではないでしょうか。もしも、離婚について悩んでいるようであれば、結婚前の気持ちを思い出し、もう一度、やり直すつもりでパートナーと話し合ってみてください。長い髪ですから、未練があり、断ち切る気にはならないでしょう。離婚を決意した人は、髪を切る夢をみるものです。髪を切る夢ではないので、離婚の夢にはなりません。



「 片思いの人が背後に立っている夢 」
「更衣室でロッカーから荷物を出そうとしていたら、好きな人(男性.片思い)が私の背後に立ち、自分の荷物を取ろうとしている。好きな人は回りにいた知り合いの女性に遠まわしに好意を伝えられているが、やんわりと拒んでいる。彼はその女性と話しをしている間中、私にほとんど触れそうなほどの真後ろに立っていた。まるで守られているようだった。」(ハンドルネーム えつこ)

 この夢に登場する知り合いの女性も、現実では、その男性を好きなのでしょう。そしてえつこさんは、その女性に、彼を取られたくないと思っています。夢の中で、彼は、あなたのほうに近い場所にいますから、大丈夫、彼は、その女性のほうには行きません。背後に立ち、ということは、あなたは彼の顔をみていないけれど、その気配を感じているということですね。これは、彼もあなたに好意を寄せている可能性があります。
 
もしも彼が、あなたの手を取って告白する夢をみたとしたら、それは叶いません。それは、あなたの願望が夢にあらわれただけの充足夢だからです。好意は、夢の中では気配となってあらわれます。えつこさんの想いは、成就するのではないでしょうか。
 
 その夢を思い出しながら、背後にいる彼の気配をもっとしっかりと感じ取ってみてください。想像の中で、しっかりと感じとることができるようになってきたなら、彼とえつこさんの間の距離もだんだんと近づいてきます。
 これは、イメージトレーニング法ではありません。夢想という手法です。叶えたいことを描くイメージトレーニング法とは異なります。夢にあらわれたモチーフを元にして、もっとはっきりとイメージを描いていくのであれば、これは、叶いやすくなるのです。せっかく、可能性があらわれた夢をみたわけですから、夢を繰り返し思い描きながら、実現の可能性を高めていってください。
 
(※私の著書「眠る前にみる夢占い 恋愛編」(インプレス電子書籍)にも夢想の方法を書いていますので、参考にご覧になってください。)



「 虫の卵が孵化した夢 」
「1日から2日の朝にかけて、いったん目が覚めた後も夢の続きを見ました。高校時代に利用した駅の前で、箱を見ると虫があふれ出てきて、箱の中に白い昆虫の卵のようなものがついていました。いったんここで目が覚め、再び眠ると夢の続きは、箱の卵が孵化したようで、ムカデや虫のようなものが箱から溢れ出て、気持ち悪く思いました。」(ハンドルネーム めぐすけ)

 夢の続きをみることができる、それは、その夢に、強い力があるからです。 まず、卵は可能性です。卵が孵化するのは、運命が形になり始めることです。高校時代に利用していた駅ということですから、それは高校生の頃に考えていたことや、可能性として思っていたことが関係しているのではないでしょうか。
 
 駅は、人生をあらわすことがあります。仕事を意味していることもあります。あなたは、夢の中で、どうしてその駅を訪れたのでしょうか。夢を思い出してみてください。電車に乗るためでしょうか。であれば、どこへ行こうとしていたのでしょうか。夢を読み解くために、もう一度、夢を思い出してみる、これは重要なことです。思い出しているうちに、いろいろな手がかりが見えてくることがあるからです。
 
 夢の続きでは、卵が孵化してムカデや虫のようなものになっているわけですね。期待が外れてしまったのかも知れません。あるいは、否定的な思いが溢れてきてしまっているのでしょうか。たしかに、吉夢には思えません。が、凶夢でもありません。虫はあなたの体についているわけではありません。駅の前にある箱の中に腐ったものやゴミがあるなら、これは凶夢になりますが、どうもそういうわけでもなさそうです。箱の中にあったのは、虫の卵だけでしょうか。どうもその箱の中に、もっと他のものが入っているのではないかという気がします。
 鬱積していたストレスが、溢れそうになっている夢なのかも知れません。卵が羽虫になって、飛んでいってしまったなら、問題は解消します。どうやら、めぐすけさんの意識の中に溜まっているストレスを掃除したほうがよさそうです。夢をよく思い出して、掃除して、すっきりしてしましましょう。きっと、掃除ができるタイミングとして、このような夢をみているのかも知れません。



「 太陽、龍の雲の夢 」
「窓から外を見ていると空の色がおかしい。もやが厚くかかっていて太陽がぼやけている。空気が悪いのかな、中国から来たあれじゃないの、と思って見ている。太陽の光がもやを通して虹のような色をしている。見て見て、と友達らしき人物を呼ぶ。するとみるみる太陽の光がしぼんでいき、とうとう消えてしまった。あたりは真っ暗。何かとてもまずいことが起きたような気がする。これはとんでもない天変地異なんじゃないかと焦る。真っ暗なまま突然上下左右がわからなくなった。床がどこだかわからない。重力が狂ってしまったようだ。体が回転してブラックホールのように一方向に何もかもが吸い込まれて行くのだけが分かり、ああ、死ぬんだと思う。重力が滅茶苦茶になったので酸素もなくなってきたようで、息もできなくなった。うわ、死んでしまう、突然だったなあ、諦めるしかないんだ、短い人生だった、どうあがいても死ぬものは死ぬんだ、などなど、本気で死を覚悟する。息ができない時間が長いの嫌だなあ。いつ息絶えるのかな、と思っているところで目が覚めた。」
「そして、太陽の夢の一週間後に龍の雲の夢を見ました。夢の中で高速の高架のようなところを渡って行くとマンション群があり、白い雲がすっぽりマンションを覆っています。近づくととくに地面に雲がたまっていて、よく見ると龍が何頭もいるような形をしています。顔や鱗や髭まで詳細に形ができています。雲なのになんてよくできているんだろう、と思っているという夢でした。」(竹熊ゴオル)

 今回、ゲストとして夢をお話いただきました、私のお友達のイラストレーターの竹熊ゴオルさんの夢です。
 2013年内にみた印象的な夢ということで伺いました。夢は、「いつみたか」という以上に、「どのような」印象に残ったのかも重要です。初夢をみていないという方は、2013年にみた印象的な夢を思い出してみてください。
 竹熊ゴオルさんは、2013年11月に、銀座で個展を開催されました。これらの夢は、個展の前、そして個展の中盤くらいに、ご覧になったそうです。
 
 太陽が暗くなっていく夢は、運勢や気力が低下することを告げています。個展は、イラストレーターさんの晴舞台ですから、プレッシャーは当然でしょう。そして、仕事でもいろいろと迷いがあったかと思います。
 ですが、死ぬかも、と思って、でも死なない夢は、再生、(新しい自分になりたい夢)なので、悪い意味はありません。しかし、息が苦しいという部分がちょっと気になります。夢の中での不快な体感は、健康上の問題点を告げていることがあるのです。起きて活動している時にはよくわからない体の不調が夢の中で強く感じられることがあります。ですので、呼吸器には注意してください。
 
 意識の中にわきあがってくるイメージが雲の形をとることは多く、龍の雲は、東洋では吉兆です。雲の夢は、個展の中ほどでご覧になったということで、迷いが消えたことをあらしているのでしょう。この夢をみたのが2013年11月。個展という節目から一年間を告げる夢と解釈していいのではないかと思います。つまり、人生において重要な節目となるような出来事の前後の夢にも、意味があることが多いのです。
 
 「竹熊ゴオル」…フリーのイラストレーターとして、書籍、web、広告など幅広く活動中。動植物が得意分野。とくに動物の表情に定評あり。代表作の絵本「ABC Window to the World」はキングスロード(赤坂のイングリッシュスクール)にて通信販売取扱中。イラストレーター竹熊ゴオルのウェブサイトwww.takekumagoal.net



※ この記事は、筆者秋月さやか公式サイト内の記事を元に作成しています。
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