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建物の夢 … 橋
結界を越えるための建築物。運命の流れがすれ違う場所。
歩道橋であれ、吊橋であれ、橋は、境界や結界を越えるために架けられます。あるいは現実世界と幻想世界の間には橋があると考えられました。
つまり、橋を渡るのは、異なる世界へと進むこと。次なるステップ、未経験の領域へと踏み込もうとした時に、夢の中に橋があらわれるのです。就職、結婚などを控えた人が、橋を渡る夢を見ることもあります。
橋のたもとに立っているのは、これからの成り行きを案じていること。渡ろうか、渡るのをやめようかと思い悩んでいる状態かも知れません。橋を渡らないのは、次のステップへと進む決意ができないこと。渡りかけたけれど戻ってしまうのは、中止、あるいはやり直し。橋は、ゲートや検問所なのです。
橋を渡っていくあなたを恋人が見送る夢は、あなたがその相手に別れを告げる予知夢となります。橋を渡りながら振り返るのは、過去への未練のあらわれです。
橋が壊れかけている場合には、構想やスケジュールを検討し直したほうがいいでしょう。思わぬ問題が隠されているかも知れないことを告げる警告夢です。危ない吊橋や丸木橋などを渡る夢は、文字通り、危ない計画に関わること。足元を確かめながら進んでいく必要がありますが、夢の中で無事に渡りきれるのであれば、問題なく計画が進んでいきます。
橋の上ですれ違った相手とは、運命的な接点が生じます。ただし、声もかけずにすれ違っていった相手とは、一時的な関係性に終わるでしょう。
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